2024.12.06(fri) – 2025.02.27(thu)新板藝廊(新北市板橋區漢生東路166號國鼎大廈3樓)
Series : Gift, Waves
Gift
約2年にわたり、台湾各地 (台北、新⽵、桃園、宜蘭、苗栗、台中、雲林、花蓮、台東、台南、⾼雄、屏東、澎湖)を巡り、様々な⼈種(客家⼈、本省⼈、外省⼈、原住民、外來⼈)、200名以上の⽼⼈を撮影。 どの⽼⼈も、⼦供のような無邪気でピュアな笑顔を私達に⾒せてくれる。その笑顔をただただ⾒ているだけで、幸せな気持ちになる。 笑顔からは、愛や元気を与えて、私達を癒してくれる。真っ直ぐ真剣な眼差しからは、勇気や希望を与えてくれる。茶⽬っ気たっぷりの変顔からは、私達を童⼼に戻して、純粋さを思い出せてくれる。⽼⼈は、様々な表情で様々なものを、私達に与えてくれる。 ⽼⼈の顔は特別である。歳⽉を重ね、いくつものしわが刻まれている。多くのものを⾒てきた⽬には、強い⽣命⼒。多くのものを語り続けてきた⼜には、強い意思が⾒てとれる。また、その輪郭、⿐、⽿、⽪膚など、そのどれもが個性的で、独特の味がある。それらを組み合わせた顔は、ひとつの美術品のような完成された美しさだ。ただ、美しさだけではない。 ⼈の顔は、⽣まれて以来、覆い隠される事なく、常に表に露出している。だからこそ、顔には、その⼈の⼈柄、⽣き⽅が現れる。10⼈いれば10通りの顔、10通りの性格、10通りの⼈⽣。⽼⼈の顔には、その美しく、素晴らしい⼈⽣の物語を⾒ることさえできる。⽼⼈の顔は、天から授けられた、最⾼のGiftである。
我⽤了2年的時間⾛遍台灣各地(台北、新⽵、桃園、宜蘭、苗栗、台中、雲林、花蓮、台東、台南、⾼雄、屏東、澎湖),拍攝了許多不同⼈種(客家⼈、本省⼈、外省⼈、原住民、外來⼈)共計超過200名的⽼⼈。 每⼀位⽼⼈都對我展露出宛如孩⼦般無邪純真的笑臉。光是看著這些笑臉,就讓⼈感到幸福。笑臉能帶來愛和⼒量,撫慰我們的⼼靈。筆直真摯的眼神,給⼈勇氣和希望。淘氣調⽪的鬼臉,讓我們重拾童⼼,想起最初的單純。⽼⼈⽤他們各式各樣的表情,教會我們許多不同道理 。 ⽼⼈的臉很特別。尤其是歷經歲⽉洗禮,刻畫下⼀道道皺紋的⽼⼈臉龐。遍覽風霜的眼睛,顯露強韌的⽣命⼒。嚐盡百態的嘴,訴說強烈的意志⼒。⽽他們的輪廓、⿐⼦、⽿朵、⽪膚等等,都充滿個性,⽽且散發出獨特風味。由這些每個部位所組合成的⼀張臉,宛如⼀件藝術品,展現至臻成熟之美。然⽽,不光是美。 ⼈的臉從出⽣以來就未曾隱藏,總是表露在外。正因為如此,臉可以看出⼀個⼈的⼈品以及⼈⽣觀。⼗個⼈就有⼗張臉、⼗種性格、⼗樣⼈⽣。 ⽼⼈的臉上,甚至能讀到⼀場既美麗、又精采的⼈⽣故事。⽼⼈的臉龐是上天所賜予我們⼤家最珍貴的禮物。
記憶
この作品は、幼い頃の記憶から生まれた。子供の頃、毎年夏になると、家族で南九十九里の旅館を訪れた。そこには赤いカーペットが敷かれたロビーがあり、階段の踊り場には古い大きな振り子時計があった。その時計は、夜でも毎正時に大きな鐘の音を響かせ、幼い自分にはとても怖かったのを覚えている。 夕食の後、父はいつも夜の海へ連れて行ってくれた。父の手をしっかり握りながら、蛍光灯が灯る小道を海岸へと歩いた。砂丘を越えると、目の前には漆黒の闇と巨大な波の音が広がり、恐怖でいっぱいになった。昼間の海とはまるで違う、夜の海はどこか冷たく、人を寄せ付けないような雰囲気を漂わせていた。それでも、波が見せるさまざまな姿に心を奪われ、目を離せなかった。 白と黒が交差する神秘的な世界が美しく、恐怖を忘れさせるほど心を奪われた。気づけば、その圧倒的な力に深く惹き込まれていた。
這件作品源自我童年的回憶。小時候,每年夏天,我們一家會前往南九十九里的旅館。它有著紅色地毯的大廳,而樓梯轉角的復古大鐘,夜裡每逢整點所發出巨大鐘響,讓年幼的我總是感到十分恐懼。晚餐後,父親總會帶著我們去看夜晚的海。我總是緊握父親的手,沿著藍色燈光的小徑走向海邊。越過沙丘後,映入眼簾的只有一片漆黑跟巨大的浪聲迴響著,我感到害怕極了。與白天的海截然不同,夜晚的海神秘且拒人於外,浪花的姿態不停變化著,吸引著我的目光。在黑白交織的世界中,波浪的律動美的令人忘卻恐懼,讓我不自覺深深沉浸於這股壓倒性的力量。