《哲學家的後裔》攝影藝術展
Descendants of Philosophers │Photography Art Exhibition
參展藝術家:近藤悟、魏澤、小山俊孝、黃勝鳴、周有煦
2020. 04. 11(sat) – 05. 12(tue)
Neptune Gallery 涅普頓畫廊 (台北市北投區承德路七段286號 S7美術4樓)
この作品は、私の記憶である。 子供のころ、夏になると一つの楽しみがあった。家族旅行だ。海沿いのホテルに家族みんなで行く。毎年、同じ南九十九里にある白子のホテルに泊まっていた。ロビーには赤絨毯が敷いてあり、大きな振り子の時計が1階と2階の間の階段の踊り場にある少し古めかしい内装だった。子供の頃は、夜でも1時間毎に大きな音が鳴るその時計が、怖くて仕方がなかった。 ホテルにはプールもついていたが、やはり海で遊ぶのが楽しかった。朝から晩まで海で遊んだ。夕食のあと、父がみんなを連れて、夜の海を必ず見に行く。ホテルから海まではすぐ近く3分程度。青い蛍光灯の街灯に照らされた海へ続く細い一本道を歩いて行く。海は見えないが、すでに海の匂いや波の音が聞こえ、すぐ近くだと感じる。歩いていくと、舗装された道から、砂の道へ変わる。波の音がより大きくなっているが、海はまだ見えない。道の最後には、砂浜に出るための砂の傾斜があり、それを登って、砂浜にたどり着く。この瞬間が、いつもドキドキする。父の手を握りしめる。登りきっても、海は見えない。見えているはずだが、見えない。真っ暗だ。すさまじい波の音だけが聞こえる。怖い。しばらくすると、目が慣れはじめ、波の白い泡が見え始める。徐々に海に近づいてみる。泡が上から下へ叩きつけられ、ぱーっと大きく広がり、こちらに近づいては遠のき、なくなっていく。近づきすぎると、泡にさらわれ、海に足から引き釣りこまれそうだ。 昼間見た海とは、全く別の海。昼間は、太陽に照らされ、青くキラキラと輝き、私達を迎えてくれた海。今は、絶対的な力を見せつけ、誰も寄せ付けようとしない。暗闇の中、絶え間なく鳴り響く波の音。目の前には、白と黒の世界。いつの間にか、怖さも忘れ、その神秘的な姿に吸い込まれる。一刻、一刻移り変わるその表情に、目が離せない。まるで別世界に来てしまったかのような異質な光景。圧倒的な力を前に、ただただ無心になって、その海を見続ける。 今回の展示は、通常の写真展示とは別に、インスタレーションを用い、より体感できる空間をつくっています。目で見るだけでなく、私の記憶の中に入り、夜の海を体験してほしい。
這件作品,是關於我的記憶。 童年時候,每到夏天就有一種特別的期待,開啟家庭旅行,全家一起去海邊的飯店。每年都會住在同一個飯店,那位於南方九十九里的白子飯店。大廳鋪著赤紅色地毯,大鐘擺在一樓和二樓之間樓梯間的舞廳裏,裝修得有點復古。小時候,即使是晚上,每一個小時響一個大鐘,那聲響令我感到非常害怕及無助。 雖然飯店裡也有游泳池,但還是在海邊戲水更讓人開心。在海邊從早玩到晚。晚飯後,父親一定會帶大家去看夜晚的海景。從飯店徒步到海邊只要3分鐘左右。走在被藍色螢光燈的路燈照射著的通向大海的狹窄的小徑上。雖然看不見海,但能聽到海的味道和海浪的聲音,感覺很近。 走著走著,就會從鋪設道路變成沙路。海浪的聲音越來越大,但是還看不見大海。道路的最後,到達沙灘。在這個瞬間總是心跳加快雀躍不已。緊握父親的手。即使爬到了山頂,也看不見海。常理來說應該看得到,但是卻還是看不見。黑漆漆的一片,只聽得見驚濤駭浪的聲音。害怕恐懼。 過了一會兒,眼睛開始習慣,開始看到波浪的白色泡沫。慢慢靠近海浪看,泡沫從上往下打,瞬間變大,海水靠近身邊就逐漸遠離消失了。若太靠近的話,腳會被波浪捲進海裡。 白天時刻看到的海,完全是不同的海。白天,在太陽的照耀下,閃閃發光,如同迎接我們的大海。現在顯現出的絕對力量,誰也不想靠近。黑暗中,不斷鳴響的海浪聲。眼前是黑白的世界。不知是什麼時候,我甚至忘記了恐懼,被那神秘的姿態所吸引。目不轉睛地看著那一刻千金的表情。仿佛來到了另一個世界的異質景象。在壓倒性的力量面前,只是一心一意地繼續望著那片海。 這次的展示,除了展示攝影作品之外,還使用了影像裝置呈現,創造出了更能體感的空間。不只是用眼睛看,也希望觀者能進入我的記憶,體驗夜晚的海。
Opening Reception
Behind the exhibition
DM